「赤い男」改め「白い男」、今年もデビューができません。
おとなしく、テレビの前で中大のシード確保を祈ります。
中大グッズは事前に購入しましたし、

私の顔には小さいですが、中大生協からロゴ入りマスクも購入しました。

スナック菓子も買い込んだので、準備万端です。

準備万端といえば、元日に中大からハガキが届きました。


開くまでもなく寄付のお願いなのは想像がつきましたが、想像通りコンビニ専用の払い込み用紙でした。
寄付金使途は駅伝強化費。
箱根駅伝の前日に届くことなど今までなかったのに、このタイミングで届くということは、今回相当自信が、少なくともシードを取れる自信があるのだろうなということが読み取れます。
ある程度の結果を残せれば、ご祝儀&来年以降を期待して寄付しようという人も増えると思われるからです。
シードを取るためには、往路がカギです。
1区の吉居選手が区間賞を取って弾みをつけてくれたら、そんな期待を胸にスタートです。

スタート直後からレースを引っ張る形になり、

引っ張るどころか独走状態になってしまい、六郷橋で失速しないかちょっと心配になってきましたが、

見事な区間新記録。




この上ない立ち上がりです。
「1位 中央大」 の表示が少しでも長く続くように願いましたが、駒澤・田沢選手は強かった。

11位で3区・三浦選手へ。
順位を上げてくれるだろうという期待通り7位に押し上げ、4区・中野選手が粘って8位で5区・阿部選手へ。
山には自信があるとの藤原監督のコメント通り、往路6位でゴール。


往路1桁順位は11年ぶり、シード確保への期待が高まりまくります。
ただ、やはり現地で応援ができないと気持ちの高ぶりが少ないです。
「いいぞ~、アベ~ッ」と声を掛けたかった、掛けたかった、掛けたかったな・・・
それに、往路の力走をたたえる会での応援歌と校歌の斉唱がないと、1年が始まりません。
2年前から時が止まったままです。
でもなぜか体は衰えていくのですが。
と、律義にテレビ観戦で我慢している人間がいる一方で、沿道の観衆は去年より間違いなく多く見えました。
皆さん何を考えているのか、理解に苦しみます。
こういうことを言うと「じゃあ、お前は主催者が死ねといったら死ぬのか」という屁理屈を言ってくるアホがいるものですが、相手にしないことにします。
ということで、復路・6区のスタート。
若林選手の爆走に期待です。

「赤い男」改め「白い男」の出没予定スポット函嶺洞門を5位で通過。

「まだ抜けるぞ、ワカバヤシ~ッ」と声を掛けたかった、掛けたかった、掛けたかったな・・・
ちなみに、さすがに例年9時前からここに来ていた人たちは真の箱根駅伝ファンが多いのか、人出は多くありませんでした。

5位で7区・居田選手、そして7位で8区・中澤選手へ。
中澤選手、安定の仕事ぶりで3位へ押し上げます。

総合3位は、藤原監督が5区で逆転をして往路優勝をした2001年以来です。
9区・湯浅選手が10区・井上選手へタスキを渡そうとする直前のシーン、泣けてきました。

このままいってくれればと期待する半面、もう大丈夫だと思っていたシード権が10区でスルリと逃げてしまった2015年の悪夢が頭をよぎります。
確実にシード権を取ってくれることを祈るばかりです。
少し力みもあったのか、順位を落としてしまいましたが、無事6位で帰還。


欲しかった10年ぶりのシード権獲得です。
私がどうこう言える立場ではありませんが、今回で箱根駅伝が終わるわけではないですし、今の時点で下手にいい順位を取ってしまうより、悔しさを残して次に繋げるほうが良いようにも思いました。

藤原監督よりも後に就任した中大ОBの東京国際大・大志田監督や創価大・榎木監督と比較されてしまうこともあったかと思うのですが、ほっとされたのではないでしょうか。

今大会は往路6位・復路8位での総合6位。
個人区間順位は
1→15→7→5→6→5→18→3→3→17
でした。
崩れかけたところできちんと立て直すことができていますし、着実に力と自信がついてきているのではと思います。
今年は全日本にも出雲にも出られますし、予選会がない分強化スケジュールも立てやすいのではないでしょうか。
全日本の時も今回も、実況アナに中央学院と間違えられました。
中央といえば中央大学であることを叩き込んでやりましょう。
復路鶴見中継所の実況では順大とも間違えられました。
ミスは誰にでもあるものですが・・・
箱根駅伝ミュージアムのスタッフのかたが、箱根駅伝の歴史は中大の歴史だとおっしゃっていました。
来年は3位以内、再来年の100回大会で古豪復活といきたいところです。
そのためにも、冒頭の寄付金がたくさん集まるとよいですね。
(私が寄付をしたかどうかは、ご想像にお任せします。)
選手の皆さん、お疲れさまでした。
良いお正月をありがとうございました。
来年こそは「白い男」で応援に行けることを切に願っています。
頑張れ、中大!!